2009年 08月 26日
Aさん(70歳代、男性)は半年前より、頚痛、腰痛、左上肢、左下肢の痛み、しびれあり。 2つの整形外科を受診。 2つの整形外科とも「頚部脊髄症」との診断で手術が必要とのこと。1軒の整形外科では腰のすべり症もあるので下肢は腰からの症状とのこと。 Aさんの息子さんはある企業に勤めていたがお辞めになって整体師になるべく勉強中とのこと。その息子さんの勧めで当院を受診する。 病的反射なし。→脊髄マヒ症状を思わせる所見なし。 末梢神経障害を思わせる所見なし。 MPS以外に考えられない。 トリガーポイントブロックをする。 すぐにしびれや痛みは改善した。 私はとても不思議に思う。 なぜこんな症例を脊髄症と診断するのだろうか?? 病的反射はなく、脊髄マヒを思わせる手指の巧緻運動障害はない、痙性歩行なし。 末梢神経障害を思わせる知覚鈍磨、筋委縮なし。
by junk_2004jp
| 2009-08-26 23:35
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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