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心療整形外科

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2009年 09月 28日

疼痛学序説 ・ 痛みの意味を考える

疼痛学序説 ・ 痛みの意味を考える_b0052170_19131460.gif[疼痛学序説 痛みの意味を考える   Patrick Wall著 横田敏勝訳]

Patrick Wallはゲート・コントロールセオリーで世界的に著名な痛みの生理学者です。

この割合(椎間板ヘルニアの手術)は現在下がり続けていて、神話がばらまかれて、少数の人の利益になるが多くの人の不利益になるような不名誉な時代は終わった。不利益をうけたある人たちは、手術の結果、明らかにいっそう悪くなった。

椎間板ヘルニアの手術は70年以上もの間行なわれてきた。もてはやされたこともあったが、疑問が増し続けている。ヘルニアの突出と痛みはそれぞれ独立していて、痛みの発現におけるヘルニアの突出の役割ははっきりしない。

以前この手術を熱烈に支持していたマイアミ大学 は、今ではこの手術をやめて、厳密なリハビリテーションのプログラムを採用している。


神経が圧迫を受けて(炎症がおきて)痛みが生じるといっている生理学者は私の知っているところではおりません。

本日、来院された患者さん

以前にL5/Sのヘルニアで手術。

今回は1カ月前、しゃがむ仕事をして、臀部、下腿痛出現。

MRIでL4/L5の椎間板ヘルニアの診断を受ける。

ある日、私のHPを読む。痛みは激減した。

本日、来院、小臀筋やひ腹筋のMPSでした。治療後はとてもよくなりました。

by junk_2004jp | 2009-09-28 19:22 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾


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