2009年 10月 26日
この問題はとても重要なのだけれども、誰もが腫れものに触るように避けているようだ。 今回、提示する症例は何も特殊なことではない。ヘルニアと診断されているが実は線維筋痛症だったという症例はとてもたくさん経験している。 診断(分類)はとても重要だ。そもそもヘルニアによって痛みが生じるという非科学的なことを今でもいっていることに驚く。 Aさん(30歳代、女性)(了解を得ています) お盆中、腰に突然激しい痛みが走り動けなくなってしまいました。 Aさんは、2年前に交通事故にあい、腰椎の圧迫骨折をしたのですが、以来体調不良が続いています。私の本「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」は知人の紹介で読んでいます。 目まい、頭痛、腹痛などの症状もあります。 私の診断では「線維筋痛症」でした。 現在は痛みはまだあるものの、買い物に行ける状態です。 現在は線維筋痛症(交通事故が引き金となった)として治療しています。手術をしなくてよかったと思います。腰にまた新たな骨に達する傷を負うことになるのですから、さらに複雑な痛みになっていたことだろうと思います。 先日、読売新聞の夕刊に「線維筋痛症の診断、治療のガイドライン」がでていました。 http://www.yomiuri.co.jp/iryou/medi/saisin/20091022-OYT8T00704.htm MASAKAZUさんの掲示板「ヘルニア治療をされているかた。 」より MASAKAZUさんもヘルニアと診断されていたのですが、線維筋痛症の診断基準(分類基準)を満たしていました。 ようやく診療指針が出ましたね。
by junk_2004jp
| 2009-10-26 20:24
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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