2009年 11月 10日
個人的体験 私はヘルニアや脊柱管狭窄症など筋骨格系の痛みの本態は筋肉の痙攣痛だと思っている。 身体の部位によって痛みのメカニズムが違うということなど考えられない。かゆみをちょっと想像してみよう。(腰、尻、下肢・・・どこが痒くても湿疹、真菌症というように) その痛みが治る方法はいくつもある。人類の長い歴史、数えきれない地域がそれを証明している。 たぶん江戸時代のほうが現在よりも痛みを訴える人の割合は少なかったと思う。 神経、軟骨、椎間板などという言葉も無かったのではないか。言葉がないから概念もない。 MRIもレントゲンもない。 このような状況下では人間の感性、本能はもっと鋭敏で案外気楽に簡単に治していたのかもしれない。 たとえば湯治、休息、操体法、ヤイト、按摩、鍼など。本能として筋トレはしないでしょう。 画像を見て恐れることもなく、将来の麻痺を宣告されることもない。手術の可能性などみじんもない。 それに引き換え現在の日本では、画像診断、医師の個人的思いこみを刷り込まれ、患者を不安に追い込んで治りにくくしてから、違った方向への治療が始まるわけだ。 つまり医師の自作自演の可能性がないとはいえない。 次はある方からのメールです。 *年*月頃、両足にも痛み、痺れを感じる ヘルニアが見つからなくて手術を中断したケースでは、37~43%の改善率を示したそうです。 私の患者さんで椎間板ヘルニア&坐骨神経痛の人が子宮筋腫の手術をしたら神経痛が治ったという人がいる。 これらはプラセボ効果ではない。 痛みは脳の活動、筋の攣縮なのだから全身麻酔の影響は外して考えられない。何らかの影響があるのだろう。 脳内リセット 全身麻酔は脳と筋肉に何らかの影響を与えているのは間違いない。重症の線維筋痛症に全身麻酔療法があってもいいと思う。 次に考えられるのはプラセボ効果 プラセボ効果はどのような治療にもあり、特に痛みの治療にはその役割は大きい。プラセボ効果を上手に使う医師こそが名医なのかもしれない。それは安上がりで副作用もない。 もちろん私のしているトリガーポイントブロックも局所麻酔の効果+プラセボ効果。 プラセボ効果を上げるには、その治療が有効だということを信じることが最大のポイントだと思う。 効果があると信じている治療をすれば、疼痛抑制系が強化されるという実験が報告されている。 ヘルニアは手術をしてもしなくての経過に大差はないという報告がある。
by junk_2004jp
| 2009-11-10 08:33
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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