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心療整形外科

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2010年 06月 19日

私のHP

本日いただいたメールより

先生に痛みの症状を話しても、部位が伝わらずイライラされる始末でした。悲しい気分で、インターネットでこちらのことを存じました。・・・

ただ加茂先生のホームページを拝見して、目から鱗で、それどころか涙さえ出てきました。

痛みについて知ることが出来るのかとうれしくなり失礼かと感じましたが、メール致しました。


三年ほど前に腰痛でご相談させていただいた、Xと申します。

パソコンでお送りした画像までも、ご診断いただき、大丈夫とのお言葉を糧にして復職する事ができました。その節は大変ありがとうございました。・・・


知人のカイロプラクティックドクターから、先生のお話を伺いましてHPを拝見させて頂きました。

今までの整形外科の考え方や治療の方針も、新しく画期的かつ根本的治療を目指している意見にとても賛同致しました。


毎日、かなりの数のEメールや電話、手紙でのお問い合わせを受けています。

私のHPは痛みのメカニズムについて説明したものです。

痛みと構造は分けて考えること。

急性痛は比較的簡単に治療できるが、慢性化すると手ごわくなる。

ほとんどの痛みは筋性(筋筋膜性)疼痛である。筋肉の微小損傷→スパズムが最初に起こることだと思われる。

心理・社会的な配慮はかかせない。

神経が圧迫を受けて痛みやしびれが生じるという考えは間違っている。

老化した椎間板や軟骨が痛みの原因になっているという考えは間違っている。


本日、掲示板で以下のような内容の批判を受けました。人によっていろいろな読み取り方があるものだと思います。

CRPSや視床痛、脳血管障害後に生じた痛み、幻肢痛、線維筋痛症などは痛みをコントロールすることが極めて難しいです。

中~高度の慢性疼痛に対して、麻薬系のパッチが保険適応となりました。それにしても完全に除痛できるとはかぎりません。

では軽度の慢性痛に対してはどのように対応していけばよいのか。これはとても個人差がありますから、あの人はこうしている、この人はこうしている、ということで、結論が出せる問題ではないでしょう。

私たちのできることは限られています。まずは慢性痛をできるだけ防ぐこと、慢性痛には英知をつくして治療することです。

他人を批判することは簡単ですが、ではどうすればいいのか・・・が問題です。

私はTPBにこだわっているわけではありません。その証拠にいろいろな治療家からリンクを依頼されています。鍼、マッサージ、指圧、認知行動療法などなど。

貴方のHP読んでたら他の治療法を否定してあたかも自分の治療法が正しいかのごとく書いてますけど麻酔もプラセボと変わりません。

しかも、貴方は麻酔が疼痛に対して何の役にも立たないのを判っててあたかも根拠があるかのごとく処方してますよね?

判ってやってる以上患者だましてるわけですよ。貴方は今まで何をやっても治らない病気をした事ありますか?患者がどんな気持ちで生活してるか考えた事ありますか?


by junk_2004jp | 2010-06-19 01:43 | 痛みの生理学


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