2010年 06月 23日
慢性痛症にならないようにするには、痛みの治療を速やかにすべきだ。 ではどうしたら最も効果的なのか。 急性痛のメカニズムは分かっている。 急性痛の起きている現場に局所麻酔をうつと効果があるのか? こんな明らかなことにエビデンスが必要か。 「トリガーポイントブロックにエビデンスがあるのか?」に変えて 「急性痛に対して痛みが起きているところに局所麻酔を投与することは痛みの改善に効果的というエビデンスはあるか?」 に置き換えてみればどうか。 昨日、こんな症例があった。 10か月前、20センチほどの段をとび下りたときに足首にちょっと違和感があった。その晩はほとんど痛くなかったが、次の日に踵のあたりが痛くなった。 病院にいく。レントゲンで骨に異常なしで湿布をもらう。 以来、踵が痛くて歩行が困難である。 遠方から当院にこられた。ふくらはぎのMPSだった。 圧痛点に局痲を注射したらすぐに痛みは消えた。 同じことが脇腹、頚、腰、膝、肘、尻、顎で起きるのだ。 以下は掲示板に書かれたものだが、では痛みの治療を速やかにするにはどうすればいいのかお示し願いたい。 「麻酔が疼痛に対して何の役にもたたない」全くバカげている。痛みに苦しんでいる人をどう思っているのか。 なんで私が人をだまさなければいけないのか(笑)。他人をこれだけ誹謗するなら、住所、氏名を明らかにして、麻酔がプラセボと変わらないということを証明しなければならない。 麻酔なしで手術をしてもらえ。 私は長年、痒疹という全身の皮膚病に悩んだ。だから痛みに熱心なんだ。皮膚病も痛みも早期治療がとても大切だ。皮膚病は誤診されて手術はされないが、痛みは誤診されて手術され、泥沼化することがある。 貴方のHP読んでたら他の治療法を否定してあたかも自分の治療法が正しいかのごとく書いてますけど麻酔もプラセボと変わりません。
by junk_2004jp
| 2010-06-23 00:31
| 痛みの生理学
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