2011年 06月 05日
たくさんの患者さんがいて、苦しんでいるのに病名が有名でないものに、「筋硬症」があります。 筋硬症myogelosis myoは筋、gelはジェル、ゲル、固まる、sisは病気 筋肉全体がカマボコのような感じで固まっているのです。筋硬結がわかるといった部分的なものではないのです。 全身の人もいれば、下肢だけ、頚肩だけというように部分的な人もいます。 男性のほうに多いような気がしますが、どうでしょうか。 私は毎日何人も診ています。 触診をしている代替治療家はすぐにピンとくるでしょう。触診をしないでレントゲンやMRIばかりを見て診断している医師にはさっぱりわからないと思います。 保険病名では筋硬症はないのでは? そこで、適当な病名をつけることになります。変形性**症、脊柱管狭窄症など・・。 下肢の筋硬症は脊柱管狭窄症と誤診されているケースが多いです。 線維筋痛症は痛みを訴えますが、これは痛みよりも強張り、締め付け、なのです。 頭が締め付けられる、喉、胸が締め付けられていると息苦しくなってきます。 固まった筋肉を動かしているのでとても疲れやすいのです。慢性疲労があります。 手足は冷え、しびれがあります。 原因は・・・ぎっくり腰、むちうち、繰り返された労働、乱暴な整体、手術などをきっかけにということが多いようですが、どうしてそうなるのか私には不明です。 とにかく、運動器の不具合のほとんどが筋肉に原因があるにもかかわらず、「筋学」が全く勉強されていないのです。そして、まちがった診断がされているのです。 この病態は医師に理解してもらえる可能性は極めて低いです。
by junk_2004jp
| 2011-06-05 08:44
| MPS
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