2004年 12月 30日
医師の言葉は医師が思っているより強い影響力を持つものです。 変形性膝関節症 関節軟骨が老化変性してくると痛みがでてくると言われています。(言われているだけです。)軟骨にはそもそも神経はありませんし、レントゲンの印象と痛みは関係ありません。 「あなたの軟骨はボロボロですから、無理をしてはいけませんよ。痛みと付き合っていくように。」という指導を受けるのと、同じ人が 「軟骨は心配いりませんよ。自信を持ってください。痛みは膝の周囲の筋肉や腱からおきていますから、しばらくで治りますよ。よく動くようにしてください。」と指導されるのとどちらがよくなると思いますか? あきらかに後者のほうがよくなります。膝の痛い人は恐いもので膝を動かさないようにします。そのために筋肉がこわばり、膝が軽くくの字に曲がり伸展が制限されます。また屈曲制限もおきて正座が困難となります。そのために痛みはますます強くなっていきます。 大腿や下腿(裏)にできた圧痛点をブロックしたりマッサージしたりストレッチしたりして運動制限を改善すると痛みもとれてきます。そして自信をつけさせることです。 考え方は50肩や顎関節症と同じことです。痛みの始まった一番最初(ドミノ倒しの一番最初)はどのポイントなのか、なぜその場所が選ばれたのかはどの医師もわかりません。それは関節胞かもしれませんし膝周囲の筋腱かもしれません。 とにかく早く痛みの悪循環を止めて治癒への「良循環」のスイッチを押すことです。 「変形性膝関節症」あらため「膝関節周囲炎」ぐらいの病名が妥当かなと思います。
by junk_2004jp
| 2004-12-30 17:47
| 慢性痛
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