2011年 06月 10日
「慢性痛」は痛みそのものが病気なのです。 急性痛は損傷に対する警告です。 構造の治療と痛みの治療は別問題です。 構造を治せば痛みも治るという保障はありません。 痛みを治せば構造が治るという保障もありません。 緊急を要するのは痛みの治療なのです。 とりあえず、痛みを取る治療は優先されるべきです。 構造の治療はゆっくりと構えて、治す必要があるのか考えるべきです。多くの場合、治す必要はありません。 慢性痛にならないように治療する。つまり急性痛のうちに火災報知機のスイッチを切るべきなのです。 従来の整形外科的、脊椎外科的な考え方は間違っていたのです。 これは学問の発展の通らなくてはいけなかった壮大な実験だったのでしょう。 もはや、失敗だったというコンセンサスがあります。 早く気付くべきです。慢性痛は鳴り止まなくなった火災報知機のようなものです。 「痛みは死より辛い」ともいわれます。 この問題に関して、厚労省はうまく対応してこなかった。 診療報酬は昔ながらの考えに基づいて、継ぎはぎしてきたが、もはや対応が困難になっているのではないだろうか。 諮問する学者の選択は重要だ。
by junk_2004jp
| 2011-06-10 13:22
| 慢性痛
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