2011年 12月 20日
整形外科の腰痛、ヘルニア、脊髄腫瘍 私の感想は、こりゃ、だめだ! 1症例目は、ぎっくり腰の人にたまたま脊髄麻痺症状が重なっただけ。脊髄腫瘍が腰痛の原因にはならない。 圧迫を受けたお腹の皮膚神経が鈍麻しているのを検査していたでしょ。腫瘍によって圧迫を受けた脊髄は麻痺を起こすことがあります。痛みではありません。 たまたまぎっくり腰(腰の筋肉の攣縮)になった人に脊髄腫瘍があり、脊髄麻痺をきたした。 前半のぎっくり腰と後半の脊髄麻痺は別の疾患でたまたま偶然に時期を同じくして出てきただけです。 脊髄麻痺(脊髄症状)は外来レベルでわかります。 このような特殊なケースを腰痛として取り上げるのは視聴者に無用の心配を抱かせます。 2症例目は、分離症で下肢のしびれを訴えている。ヘルニアで神経が圧迫を受けている可能性をいっていたが、「しびれ」という言葉の意味を理解していない。 成人の分離症は痛みの原因にならない。 末梢神経がヘルニアによって圧迫を受けても症状は出現しない。(馬尾症候群の絞扼性神経障害はのぞく→麻痺が生じるので緊急手術) 知覚鈍麻も「しびれ」ということがあり、ジンジンした感覚も「しびれ」というので混同している。 1症例目は脊髄麻痺による「知覚鈍麻」で2症例目はMPSによる「ジンジンした知覚異常」です。 2症例目はMPSだと思われる。
by junk_2004jp
| 2011-12-20 19:51
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