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心療整形外科

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2012年 10月 16日

針が神経にあたった?医師の言葉・態度が重要

足背にTPBをしたとき

「イタッ!」、指のほうに痛みがひびいたとのこと。

心配いらないことを告げた。

翌日も注射の部位の痛みが続いているという。

そこで、その部位にもう一度注射をした。

「痛みがスーッと消えました」

もし・・・・

医師がびっくりした表情をして「神経にさわったかもしれない」と心配顔をしたらどうなっていただろうか。

患者さんは2度目の注射は拒否したことだろう。そしていやな痛みが続いたかもしれないのだ。

神経根ブロックや腕神経叢ブロック(クーレンカンプ)は神経をめがけて注射をする。

「ピリッときたら言ってください」なんて言ってうまく針先が神経にあたったことを喜ぶ。

神経にあたったといってよろこんだり心配したり。

患者さんは医師の表情や言葉に敏感になるものだ。


by junk_2004jp | 2012-10-16 21:30 | 急性痛


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