2013年 10月 22日
まるで悪魔のような脊柱管狭窄症という概念。 神経を圧迫すると、痛みやしびれが生じるという概念は間違っています。 これが大学病院など大病院で行われています。 症例1 Aさん(70歳代)はあぐらをかいて、前屈みでする仕事をしています。 両側のお尻から大腿部にかけて痛みがあり、日常生活が困難となりました。 いろいろ治療しましたがよくならず、7月に大学病院で脊柱管狭窄症ということで手術をしました。 しかし痛みはとれません。今度、MRIで再検査の予定でした。 雑誌「わかさ」を読んで当院を受診しました。 中臀筋や梨状筋の圧痛点数か所に局麻を注射しました。 すぐに、その場で痛みが取れて、あぐらも可能、階段の昇降も可能になりました。 Aさんはとても感激していらっしゃいました。 MPSを知っていればこの症例は簡単です。 脊柱管狭窄で痛みがでるなんてことはありません。 症例2 Bさん(80歳代)は今月はじめ、草むしりをしてからか、お尻から大腿にかけて痛みがでて歩行困難になりました。 ある病院で診察のけっか、脊柱管狭窄症で手術が必用とのことでした。 雑誌「わかさ」をにて来院されました。 小臀筋、外側広筋などのMPSでした。 もちろんTPブロックで改善しました。 症例3 C(80歳代)さんは足裏の3、4、5指あたりがしびれています。 腰、頚の検査をしたら、頚部の脊柱管狭窄症が原因だということで、6月に頚の手術をしましたがよくなりませんでした。 頚部脊髄症なら、病的反射がでて、痙性歩行など脊髄症状がでますね。Cさんはそういうことはなく単に足裏がしびれているだけなのです。 2日間TPブロックの治療してしびれは改善しました。 症例4 遠方からこらでたDさん(90歳代)は両側のフクラハギが痛くて歩きづらい。ご高齢ながら、最近までダンスを趣味としてやっておられました。 もちろん診断は脊柱管狭窄症です(笑)。 患者さんは雑誌などを見てトリガーポイント注射を知っています。 医師にTPブロックをしてくれといったところ、 「そんな恥ずかしい治療はしません。」とのことでした。 こんな症例腰からきているといって腰に注射をして、治せないほうが恥ずかしいことです。い ずれの症例もMPSを知っていれば、触診だけで十分に診断でき、早期ならば数回の治療で完治可能です。 MPSの概念の普及が急務です。
by junk_2004jp
| 2013-10-22 22:28
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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