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心療整形外科

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2013年 10月 23日

痛み診療の戦後レジームの脱却

「神経が圧迫されて痛みやしびれが生じる」「軟骨や椎間板、半月板が傷んでいるから痛い」などおよそ生理学では考えられない説が未だにまかり通っています。

そのため、過剰な画像診断が行われています。このことは痛みを持続する方向になりますが、よくすることはありません。

手術も行われていますが、効果はプラセボの域をこえません。

医療費は増え続け、慢性痛の患者さんも増え続けます。

保険診療の病名や保険点数ももはや適切ではありません。

患者さんは難民となり医療機関を渡り歩きます。仕事を辞めさるを得なくなり、ますます経済的にピンチになります。年金の継続も困難になります。

国は早めに手を打つべきです。

筋骨格系の痛みのほとんどは筋筋膜性疼痛症候群(MPS)です。このことを患者さんや医師に教えることは医療費にもいい影響があるばかりでなく患者さんの健康にもおおいに役立ちます。

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by junk_2004jp | 2013-10-23 17:42


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