2014年 10月 03日
福岡市の山田歯科のブログより http://www.yamadasika.jp/tmdfms3.html 1965年に、通常は痛みと感じない程度の刺激を皮膚に連続的に加えると、徐々に痛みを感じるという現象を研究していたMendellとWallは、皮膚の感覚受容器から脊髄に送られる信号は増加しないにもかかわらず、脳に送られる信号は増加していることを見いだしました。 急性痛=損傷+痛み 慢性痛=中枢性感作=痛みそのものが治療の対象 痛みの悪循環→中枢性感作→慢性痛 感作を受けやすい脳・・・・不安脳、こだわり脳、抑うつ脳、怒り脳 慢性痛を作るのに医師が一枚かんでいます。 「ヘルニア、脊柱管狭窄、軟骨がぼろぼろ、椎間板が狭くなっている、半月板が悪い、腱板がきれている」 などの変化があたかも痛みの原因のように説明することは慢性痛の出発点になるでしょう。 医師数の増加、MRIの増加は当然ながら慢性痛患者を増やすことになるでしょう。 医師は慢性痛を勉強することは自らの仕事をなくすること、権威をなくすることにつながりますのでたぶん否定的になるでしょう。 患者さんが自ら勉強しなさい。 厚労省は古い医学の病名を未だに保険診療の病名に使っているのを見直ししてください。 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の手術を保険診療からはずすべきです。 それだけで医療費はかなりたすかりますし、慢性痛も少なくなるでしょう。 慢性痛の治療がうまく行くということは治療者が役者だということです。 患者さんと波長があったということです。 私の指導医は「医者は役者であれ」といいました。ドクターズ ルール 10 今から40年ほど前のことです。今でも十分通用しますね。偉大な指導医だったと思います。
by junk_2004jp
| 2014-10-03 13:38
| 慢性痛
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