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心療整形外科

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2015年 02月 10日

手紙、これが現実

ある方から手紙をいただきました。

痛みやしびれに対する考え方そのものが間違っています。手術は最終手段でもありません。そもそもの理論的間違いです。

これに気づくのに多くの時間と費用がかかりました。

痛みやしびれは時間的要素が関係します。脳脊髄の記憶が関係しますから。

このような話はよくあることなのです。被害のないうちに気づいてください。


H17年X月頃より腰痛、両下腿及び足部全体(足底 足背)のしびれ疼痛あり、A病院で診察を受けたところ手術を勧められた。

検査は腰部X-P撮影、CT、MRI等診断は腰椎変形性椎間板症(L2とL3の椎間板が擦り減っていた、脊柱管は正常であった)。

セカンドオピニオン、サードオピニオンを受けたが2人の医師とも手術する必要はないと言われた。しかし次第に症状は悪化、内服薬(鎮痛剤、筋弛緩剤、VでB12等)効果なし。

藁をもすがる思いで、翌年、腰椎除圧固定術をB病院で受けた(主治医がその病院に転勤したため)。

主治医の術前の説明では術後しびれは残るかも知れないが疼痛は治ると、神経支配部位ではないが、今までの経験から手術後は良い結果が得られるとの事。

L2とL3の間に人工椎間板(チタン)を入れた。手術後,全く症状改善せず。

主治医いわく「原因はここではなかったんだね」と、空いた口がふさがらなかった。

その後他の病院をいくつか受診したが、何故こんな高い部位を手術したのかわからないと、手術で良い結果が得られるとは限らない,慎重に考えて手術を受けるべきだったねと。

その後、民間療法、漢方薬服用を試みたが全く症状は軽快しなかった。

H26年Y月頃より、しびれと疼痛が増強し、手術をした主治医のクリニックC(主治医開業)を受診しMRIの結果、特に変化なし、脊柱管は問題なしもう受診しなくてよいとの事。

症状悪化の一途、D脊椎外科クリニック受診、CR CT MRIの結果L4とL5の椎間板L5と仙椎の椎間板がすり減っているとの事、これだけでこんなに強いしびれと疼痛は出ないでしょうと。画像をCDに入れてくれた。

その後H市立病院整形外科、I大学病院整形外科受診、2人の医師とも椎間板のすり減りは年齢的なもの、他問題無しと鎮痛剤の処方くらいのみ。

少しの間休職しましたが、気持ちは落ち込むばかり、鎮痛剤(トラムセット)を服用してだましだまし仕事は続けています(経済的理由で)。

医療機関ではもうダメと思い昨年の暮れからカイロプラクティックに通い始め、その先生から、加茂先生のことを知り,加茂整形外科医院のホームページを見るように言われました。

先生の著書も購入し読みました。

先生の仰るとうりと感銘しました。命にはかかわらないが、QOLは下がります。画像と症状が一致しないこと、リリカが効かないこと等先生の説明で分かりしました。

このしびれと疼痛が少しでも軽減できればと願っています。


by junk_2004jp | 2015-02-10 23:19 | 慢性痛


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