2016年 06月 06日
40代、女性。6年前、アメリカに住むようになり、腰、肩、背中、両下肢、前腕と広範囲に痛み広がる。 顎痛、頭痛、睡眠障害、口渇、めまいなどあり。 myofascial pain syndrome → fibromyalgia (筋筋膜性疼痛症候群 → 線維筋痛症) アメリカではマッサージを受けるのに2万円するとのこと。 現在は日本に住んでいる。 加茂先生のホームページはずいぶん以前から拝見していましたが、本当にどうしようもなくなったときの最後の望みにと大切にとっておいていました。 胸鎖乳突筋や斜角筋が悪いと頭を支え辛くなりふらつき感、めまいが生じることがあります。 患者さんの希望で、パップ剤とサインバルタ1錠7日分、処方しました。 今回、顎の筋肉にも注射をして、すぐに開口が軽くなりました。 今回の料金は全部込みで3割負担で2500円ほどでした。日本はいい国ですね。 もちろん、6年間も続いている不具合が一度で全快するというものではないですが、これをきっかけにして快方に向かわれることを期待します。 痛みの治療は個人差があります。 一つの参考にしてください。 注射針30G、0.5%メピバカイン使用。
by junk_2004jp
| 2016-06-06 13:37
| 線維筋痛症
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