人気ブログランキング | 話題のタグを見る

心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ
2016年 06月 06日

うれしいメール

40代、女性。6年前、アメリカに住むようになり、腰、肩、背中、両下肢、前腕と広範囲に痛み広がる。

顎痛、頭痛、睡眠障害、口渇、めまいなどあり。

myofascial pain syndrome → fibromyalgia  (筋筋膜性疼痛症候群 → 線維筋痛症)

アメリカではマッサージを受けるのに2万円するとのこと。

現在は日本に住んでいる。

加茂先生のホームページはずいぶん以前から拝見していましたが、本当にどうしようもなくなったときの最後の望みにと大切にとっておいていました。

しかしこの数ヶ月は特に調子が悪く、とうとう先生に頼る時が来たという思いで足を運びました。

思い切って出かけて行ってよかったです!常に石が入っているようだった首のぼんのくぼが楽になり、首を左右に振るだけでめまいがしていたのが落ち着きました!

車や電車に乗っていると、流れる景色にふらついていたのですが、小松の帰りのバスでは外を見ていても全然大丈夫で、久しぶりに快適に移動を楽しめましたし、テレビ の画面も酔わないで見られます。

世界が変わったようです。先生が念入りに注射してくださったお陰です。本当にありがとうございました。


胸鎖乳突筋や斜角筋が悪いと頭を支え辛くなりふらつき感、めまいが生じることがあります。

患者さんの希望で、パップ剤とサインバルタ1錠7日分、処方しました。

今回、顎の筋肉にも注射をして、すぐに開口が軽くなりました。

今回の料金は全部込みで3割負担で2500円ほどでした。日本はいい国ですね。

もちろん、6年間も続いている不具合が一度で全快するというものではないですが、これをきっかけにして快方に向かわれることを期待します。

痛みの治療は個人差があります。

一つの参考にしてください。

注射針30G、0.5%メピバカイン使用。



by junk_2004jp | 2016-06-06 13:37 | 線維筋痛症


<< 慢性腰痛にサインバルタをどう使う      =難治性疼痛:慢性の痛み 市民... >>