心療整形外科

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2017年 11月 27日

HOW TO TEACH DOCTOR ABOUT MPS (医者にいかにしてMPSを教えるか)



医者がMPS(筋筋膜性疼痛症候群)を知らない悲劇

「悪性腫瘍、感染症、リウマチ及びリウマチ類似の自己免疫疾患、痛風、偽痛風」を除外して圧痛点が一つでもあればそれはMPSだ。

線維筋痛症(FM)は有名になったが筋筋膜性疼痛症候群(MPS)は全く有名ではない。

MPSはFMの小型だ。

腰痛(MPS)持ちの女性の1/3は長い年月をかけてFMに成長するとも言われている。

ある症例

股関節前面から大腿にかけての痛み、同側の拇指痛、しびれあり。痛みはかなり強くそのため鬱を併発。「線維筋痛症ではないか」という人の進めで大学病院でありとあらゆる検査を受けたが診断には至らなかった。神経内科の医師は線維筋痛症という病名そのものに懐疑的だとのことだった。

私は数分で診断と治療ができた。

除外診断はできているのだから筋筋膜性疼痛症候群でしかない。線維筋痛症というには疼痛部位が狭い。

腸腰筋と内転筋の付着部の圧痛点、脛骨筋と足背の圧痛点に合計5mlぐらいの局所麻酔を注射した。すぐに痛みは取れた。しびれはまだ少しあるとのことだった。

治療的診断をすればいいのだ。

私の外来にはMPSやFMの人でいっぱいだ。ときには骨折の人もいるが、骨折の治療と痛みの治療は別問題で痛みの治療を十分にしないといけない。

3人に1人はFMと言ってもいいぐらいに広範囲の痛みの人が多いものだ。

医者がMPSを知らないということが問題なのだ。

そしてあいも変わらず間違った診断治療をしている。椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症など。

MPSは生理学に基づいた診断だ。

知り合いの医師が医師向けの掲示板に椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症はMPSだと投稿したら強いバッシングを受けたとのこと。なぜこういう簡単なことが理解できないのか不思議な現象だ。

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by junk_2004jp | 2017-11-27 07:58 | MPS | Comments(0)


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