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2018年 02月 08日
筋骨格系の痛みは 悪性腫瘍、感染症、リウマチ系、痛風系を除けばほとんどが筋筋膜性疼痛症候群(MPS)です。 これらの疾患に合併しているMPSもあります。 脊髄症(脊髄マヒ)に合併したMPSもあります。 しびれはMPSの症状です。 椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、すべり症、分離症、坐骨神経痛、肋間神経痛、三叉神経痛、頚肩腕症候群、斜角筋症候群、胸郭出口症候群、頚椎症性神経根症、神経根症、椎間板症、むちうち、ギックリ腰、変形性脊椎症、肩こり、テニス肘、手根管症候群、CM関節症、五十肩、梨状筋症候群、変形性関節症、鵞足炎、モルトン病、外反母趾、踵骨棘、シンスプリント、足底腱膜炎、腱鞘炎、腱板損傷、半月板損傷、膝内障、顎関節症、緊張型頭痛、骨折、(脊髄症を伴わない後縦靭帯骨化症や黄靭帯骨化症)など 上記の疾患の痛みはMPSです。ヘルニアや狭窄症、すべり症、分離症、半月板や腱板の損傷は健常者でもよくみられます。これらは痛みの原因ではありません。 急性痛≒炎症性疼痛=組織損傷+痛み (組織損傷の治療と痛みの治療は別の問題、それぞれに対して治療する) 慢性痛=約3ヶ月よりあと、痛みそのものが治療の対象。痛覚過敏=中枢神経の可塑的変化=神経障害性疼痛、線維筋痛症、術後の長引く痛み 痛覚過敏の特殊な状態=アロデニア、カウザルギー=CRPS 原因は打撲や捻挫などのケガと日常生活、労働、運動などの過剰使用やクセ。 ストレスは食いしばりや握りしめや肩こりなどを伴う。痛みの認知に悪影響。 MPSは日常の心がけ、工夫によって防ぐことができます。姿勢、道具、体操、ストレッチ、マッサージなど MPSの治療は好みの方法でいいと思います。時間や費用は考えなくてはいけません。 それは再発を繰り返すことが多いから。 レントゲンやMRIは基本は必要ありません。骨折を疑うときやほかの病気を疑う時に必要です。 慢性痛の基本は動かすことです。(運動療法、認知行動療法) 慢性化すると部位も広がり治りにくくなりますから、早期に治療がいいです。 慢性痛の薬剤は三環系抗うつ薬、SNRI(サインバルタ)、プレガバリン(リリカ)、トラマール、トラムセット、ワントラム、ノルスパンテープなどがあります。副作用は便秘、吐き気など。効果は個人差が大きい。 慢性痛の治療:運動、認知行動療法、鍼、トリガーポイント注射、マッサージ、カウンターストレイン、操体法、心理療法など 急性痛の治療:必要最小限の安静、鍼、トリガーポイント注射、消炎鎮痛剤、カウンターストレイン、操体法、(心理療法)
by junk_2004jp
| 2018-02-08 02:56
| MPS
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