2018年 04月 14日
悪性腫瘍、感染症、リウマチ・痛風系、CRPStype2(幻肢痛、帯状疱疹後神経痛など)を除外して 本当はAだと思うが、「ヘルニアが原因で痛い」「半月板障害で痛い」のようにBをあげることが多い。日本語的には間違いではないが、厳密には図のような関係だ。
ほとんどの症例で強い圧痛がある。筋筋膜性疼痛症候群だ。全身に広がったものを線維筋痛症。 ストレスが関係しない慢性の痛みはないといってもよい。(心身医学) 急性痛もストレスが関係していることがある。(ぎっくり腰、寝違えなど) まれに圧痛や筋緊張がないことがある。見合わない激痛のことが多い。たぶん身体表現性障害の中の身体化障害や転換性障害なのだろう。精神科医の分野だ。(精神医学) 心身医学(mind-body)と精神医学(psychiatry)の違い。 これだけの知識があれば原因の分からない痛みはほとんどない。 圧痛点は痛覚過敏になった点でそこは治療点になる。 痛み疾患は「治療的診断」をすればよいことが多いものだ。
by junk_2004jp
| 2018-04-14 02:47
| 痛みの生理学
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