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心療整形外科

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2005年 05月 30日

痛みは有害

痛みは無害ではない。QOL(quality of life)に多大な影響をおよぼす。急性痛の段階で可能なかぎり速やかにストップさせるべきです。

痛みはいかなる時も速かに止めること。医療では完壁よりも急を尊ぶ場合が多い。

この点において、現代医学は大いに力を発揮できると確信している。痛みの起きている現場に直接局所麻酔をうてばいいのです。その他は消炎鎮痛剤が効く。

残念ながら、慢性化したものについては、必ずしも現代医学が優位とはいえません。あらゆる手段を駆使して対応しなければいけません。

いかに慢性化を防ぐか!不必要な痛みを持ち続ける必用はありません。

人体を細分化して痛みにいろいろ理屈をつけるべきではありません。お尻の痛みも後頭部の痛みも下腿の痛みも同じ理由です。

神経因性疼痛、CRPS、侵害受容性疼痛などの判断はすべき。

不安、うつ、身体表現性障害の合併(あるいはそれの症状)があるかの判断も必用。

by junk_2004jp | 2005-05-30 20:32 | 急性痛


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