心療整形外科

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2018年 06月 23日

反面教師

左足のかかとを階段で強打しました。医師の診断で2週間は安静にと湿布などで患部を冷やし、足を使わないようにと言われました。
炎症がある状態ではMRIが撮影できないからという事で怪我から2週間待ちました。
事情があり、別な病院で2週間後MRIを撮影しましたが、アキレス腱近くに血腫が有る事が解りました。その為、現在ギブス をはめて、安静にするように言われている状態です。
痛み止め、炎症止めは、MRIを撮影する為に毎日2週間飲んでいました。この数日、ギブスと松葉杖の状態で動いてしまったことも関係するのでしょうが、痛み止めを使用しない状態で痛みがどのくらいなのか試して見ました。
現在痛み止めなしでは、痛みが出てきている状態です。以前見ていただいた右足はかなり酷い打撲でした。結局後を引きずる形になってしまったので、今回の怪我は治療を誤りたくないと思っています。
何より後に残らない治療を今心が けたいのですが、トリガーポイント注射が血腫がある状態で望ましいですか?先生ならどんな治療をしますか?お忙しいところ申し訳ありません。先生の見解をお尋ねしたいと思います。

私は打撲や捻挫、骨折の時でも痛い部位(強い圧痛のある部位)数カ所に30ゲージ針(極細)で局所麻酔(0.5%メピバカイン)をワンポイント1〜2cc注射します。もちろん了解を得てですが。

組織損傷に伴う炎症が起きると神経成長因子(NGF)が産生され末梢のポリモーダル受容器や脊髄後角が過敏となり、ますます痛みが強くなります。

痛みが強くなると痛みの悪循環が成立します。(脊髄反射による筋緊張や交感神経の緊張)

痛みの悪循環が続くと慢性痛になります。(中枢性、末梢性の痛覚過敏)

下行性疼痛抑制系の機能低下
時間的加算(次第に強くなる、部位も増える)
長期増強(痛みの記憶)

これを防ぐには局所麻酔の注射がとてもよい。数日間続ける。

それは、組織損傷の治癒にもいい影響がある。

医師は局所麻酔を一時の痛み止めとしか思っていないのだろうか。

組織損傷の治療にはある程度の安静が必要だが、ギプス固定のような強固な固定はいただけない。

ゆるい固定のほうがいいようだ。包帯固定程度。そのほうが組織損傷の治癒にいい。

MRIによる組織損傷の程度を見ることはあまり有効ではないと思う。組織損傷に対する恐怖が生じる。

私は中学生の孫の捻挫などにもそのように対応している。

質問者も局所麻酔注射でとても改善した。

高校生サッカー選手、半月板手術をしたが改善せず。圧痛点注射(トリガーポイント注射)で改善して試合に出ることができた。

半月板損傷が痛みの原因ではないのです。

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長友選手は半月板損傷があるとのことですがなにも問題ないですね。

中高年の健常者、膝痛者、ともに60%に半月板損傷がみられます。


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by junk_2004jp | 2018-06-23 21:44 | Comments(0)


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