心療整形外科

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2018年 09月 28日

脊柱管狭窄症の不都合な真実



本当に頻尿、尿漏れが脊柱管狭窄症の前兆となるのか?

泌尿器科医に聞くべきだ。そういうことは言われていない。


ランニングをしていて急にふくらはぎが痛くなり、しばらく休むと回復したのは、「筋肉の攣り」で脊柱管とは無関係だ。

最後の車椅子は?

馬尾神経マヒのことか?

40年医者しているが、こんなの(脊柱管狭窄症が原因で身体障害者になった)診たことも聞いたこともない。

こうなれば、当然身体障害者1級だ。

椎間板ヘルニアで馬尾神経マヒはある。48時間以内にヘルニアを除去する。

そもそも痛みを放っておくとマヒに繋がるという考えがおかしい。

私は大学病院で脊柱管狭窄症の手術をしたが術後は車椅子だった患者さんを二人治療した経験がある。

二人とも現在は普通に生活している。一人は杖を使っているが、一人は杖を使っていない。

海外旅行にも行かれた。ただし、慢性痛としての治療を今も続けている。(中枢性感作)

神経マヒで車椅子だったのではなくて、痛みのため車椅子状態だったのだ。

とても感謝された例では、脊柱管狭窄症で手術しなければならないと言われた80歳代の男性、いまでは週一でゴルフを楽しんでいる。もちろん脊柱管狭窄なんて無関係で筋筋膜性疼痛症候群なのだ。

中高年の6割以上に脊柱管狭窄が見られるといわれている。

このビデオは生理学的にスジが通っていない。

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慢性的な痛みについてどのくらい知っていますか?3か月以上続く体の痛みのことを慢性的な痛み(慢性疼痛)と言います。なんと国民の20%、2000万人強が慢性の痛みについて悩まされており、仕事や社会生活への支障が生じています。痛いだけでなく、したいこと、やらねばならないこともできなくなるため生活の質(Quality of life)まで低下しているのです。さらに驚くことに、慢性的な痛みの患者の7割が満足のいく治療を受けられてないというデータがあります。これは先進的な日本の医療の中で、慢性的な痛みに対する治療の考え方だけが旧態依然としていて、世界に遅れているために起こっている問題です。

じゃあどうしたらいいのか?

2000万人の人が病院でどのような診断を受けて、どのような治療を受けたのか。

私は今日の午前中に二人の「脊柱管狭窄症」の診断を受けた患者さん(新患)を診た。

一人は数年前に手術を受けていた。

術後は「少しいいかな」と感じていたが、一ヶ月したころよりまた、両下腿〜足のしびれがはじまった。

「手術は完璧だから、プールで歩くようなリハビリをして」といわれた。

以後リハビリをしているが一向によくならない。

腸腰筋、下腿筋などの筋筋膜性疼痛症候群で治療後は軽くなったとのこと。

この病院で手術をした人を何人診たことか。

もう一人は診断を受けて半年あまりで、リリカなどを飲んでいるが一向によくならない。

臀筋、腸腰筋、ハムストリング、腓腹筋、腓骨筋などの筋筋膜性疼痛症候群でトリガーポイント注射をしたら、楽になった。

慢性痛にならないようにするには、つまり中枢性感作の起こる前に痛みをとることだ。

最初から中枢性感作状態である症例もある(疼痛閾値の低下)。

不安脳だ。アダルトチルドレン、PTSD、発達障害などが想像される。

脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、変形性関節症などという診断にどれだけの科学的根拠があるのだろうか。

現在でも一流と思われている病院で、上記のような診断、手術が行われている。

このことを批判する人はいない。

人と言い争うのはいやなものだ。また、これを言うと大変な混乱が想像される。

だから意識的に避けているようにも思われる。

患者さんは混乱することだろう。

私が極端なのではない。こんなバカな(スジの通らない)医学はない。



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by junk_2004jp | 2018-09-28 08:13 | Comments(0)


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