心療整形外科

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2018年 10月 19日

整形外科医による何の関係もない「レッテル貼り」を剥がすのは大変なことだ

「慢性の痛み」は生物・心理・社会的症候群(bio-psycho-social syndrome)といわれる。

生物学的とはどういうことか?

整形外科的とでも言ったらいいのか。力学的、アライメント、筋質、姿勢、体重などの影響のことかと思う。

心理・社会的は精神科・心療内科的ということ。

① 整形外科的>精神科・心療内科的
② 整形外科的<精神科・心療内科的

どちらか一方ということはないと言ってもいい。

②のケースはかなり多いと思われる。特に腰痛や頚痛で見られる。

説明や治療は容易でないことがある。

本人が気づいてくれれば、解決の糸口となる。

整形外科医によってヤボな診断名「脊柱管狭窄症」が付けられていれば、そのレッテルを剥がすのは容易でない。

高齢者の場合、家族も説得する必要がある。

症例

80才代、女性。お尻が痛くて歩行や寝起きが困難。脊柱管狭窄症と診断されている。夜間何度もトイレにいく。

排尿があるとは限らない。つまり、尿失禁に対する不安。

以前の仕事は学習塾(中高生)の先生。インテリの高齢のご婦人なのだ。

先々を読んで辛くなっている。下の本を貸してあげた。この本は私にとっても簡単に読めるものではない。

「よくわかった。」とのことだった。さすがインテリおばあちゃんです。

ようやく解決の糸口が見えた。

本当に多いのですよ。整形外科医によってヤボな診断がされていることが。

昨日の男性高齢者、「でも先生、実際に狭窄しているのですよ!」といって、鞄から写真を見せてくれた。どこかの大学の先生に診断されたということだった。

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by junk_2004jp | 2018-10-19 00:39 | Comments(0)


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