2005年 06月 06日
日本と欧米の腰痛事情の差を文献から推察すると、欧米では腰痛が労災補償とからんでいるようだ。日本ではいまのところその風潮はあまり感じられない。 多くの日本人は腰痛を早くなおして仕事につきたいと思っている。労災補償がからんでいる場合は治療が難しくなるだろう。 両者の治療の困難さは雲泥の差だと思う。労災補償がからんでいる場合、医師個人の思惑で、患者さんの権利に深く踏み込むのも躊躇するものだ。交通事故補償がそうだろ。それは患者として当然なことなんだが。 急性腰痛のような比較的簡単なことになんで、ガイドラインまで作ったり、キャンペーンをしたりしているのか不思議に思っていたが、労災という問題がからんでいたのか。 日本の場合の腰痛の慢性化、重症化の責任の一端は医師の不適切な説明や治療にあると思うが、欧米では労災補償にあるのだろう。このあたりを押さえてあちらの文献を読むべきだな。
by junk_2004jp
| 2005-06-06 01:16
| 急性痛
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