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心療整形外科

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2019年 03月 14日

脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、すべり症、変形性関節症などが痛みの原因だと言って慢性痛の概念を説くことは矛盾している

慢性痛の定義:治癒に要すると期待される時間の枠組みを超えて持続する痛み、あるいは進行する非癌性疾患に関する痛みである。

慢性痛とは「痛覚認知システムが過敏になったもの」(感作)

火災報知器が故障して、お湯を沸かしただけなのに鳴るようなもの。

痛みそのものが治療の対象。

痛みの悪循環で3ヶ月以上持続すると慢性痛になるといわれる。

不安障害など、もともと脳に病的状態があればもっと短期間で慢性痛になる。

権威ある立場の医師は自説をなかなか変更できないだろう。今後の対応はいかに。

脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアの痛みは異所性発火(神経線維の途中から、ポリモーダル受容器以外から)だと言っている有名教授がいる。

痛みは時間との勝負なんだ。早く除痛すれば早く治る。

「脊柱管狭窄症で痛い」のをどうして早く治すことができるのか?

「軟骨が減っていて痛い」のをどうして早く治すことができるのか?

昨日のブログで書いたように医者は筋筋膜性疼痛症候群(もっともありふれた疼痛)を知らない。ということは慢性痛という概念もよく理解できてないと思われる。




by junk_2004jp | 2019-03-14 18:57


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