2019年 04月 05日
筋痛症=筋筋膜性疼痛症候群=myofascial pain syndrome myofascial pain syndrome で検索してください。たくさん出てきますね。 myo- 筋肉 fascial 筋膜の myofascial 筋・筋膜性 世界中で有名な最もありふれた痛みの病名です。 触診でどの筋肉が不具合を呈しているのかすぐにわかります。 日本の医師はこれを知らないので触診をしません。 画像診断をして失敗するのです。 Aさんは、右クビが痛い、MRI で頚椎にヘルニアあり。・・・診断「頚椎椎間板ヘルニア」 右背中が痛い、レントゲンやMRIで異常が見られない・・・・診断できない。または「心因性」 右の腰が痛い、レントゲンで「椎間板が狭くなっている・・・・診断「腰椎椎間板症」 ヘルニアおよび脊柱管狭窄症は特異的、それ以外は非特異的だと言っている医師がいるが、それに従えばクビは特異的頚痛で腰は非特異的腰痛ということになる。 そんなバカな話はない。 痛み疾患で特異的というのは、悪性腫瘍、感染症、リウマチ・痛風系 の痛みで血液検査や細胞検査で明らかな異常が見られるもののことです。 それ以外は非特異的。 筋筋膜性疼痛症候群はもちろん非特異的疾患です。 骨折を伴っていたとしても非特異的です。骨折+筋筋膜性疼痛症候群、と考えて、骨折の治療+痛みの治療です。 Aさんの痛みは最長筋の筋筋膜性疼痛症候群です。図の背骨に近い筋肉でクビから腰に伸びています。この筋肉が凝っているのです。 「スジを一本抜いてもらいたいぐらい辛い」とおっしゃっていました。
by junk_2004jp
| 2019-04-05 20:23
| MPS
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