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2019年 06月 23日
5歳、女児、両親、7歳の兄。3年ほど前より、主に夜、時々両下肢がしびれるという。普段は元気なことが多い。 「家庭環境の変化(弟ができた、母親が仕事を始めた)があるような時などは特にそうです。ですから、子供の訴えを無視せずに、積極的にスキンシップをはかる事も大切なことです。」 もちろん、演技ではなく実在しているのでしょう。 次に診た患者さんは、80歳、女性。以前からの当院で診ています。少し前までは膝痛で通院していましたが、先日より激しい腰痛になりました。寝起きの動作がとても困難です。今は膝痛は全くありません。 レントゲンを撮ってほしいとのことでした。 背骨の叩打痛はありません。圧迫骨折はないように思います。 私は以前から診ていますので、大体の見当はついています。 「どうなったのでしょうか?」 「成長痛ですわ。まだまだ成長過程なんでしょう(笑)。」 患者さんは理解できたかどうか分かりませんが、小児の成長痛と同じようなメカニズムなんでしょう。 レントゲンは椎間板は皆ぺしゃんこに潰れていますが、そんなことは伝えません。「特に異常なないですよ。圧迫骨折もみあたりませんね。」 どんな痛みも大なり小なり、「小児の成長痛の要素」があるものです。 生物・心理・社会的疼痛症候群といわれています。 圧迫骨折の初期なら、「生物学的要素」が大きい。この症例の場合は「心理学的な要素」が強いのでしょう。 「心理学的要素」が強い痛みほど激しい痛みのことが多いものです。抑制の効かない痛みなのですから。 もちろん演技ではなく実在する痛みなんでしょう。 患者さんを説得するより、不安を与えない、必ず治ることを保証することです。 次の症例 40歳代、女性。2ヶ月ほど前より、特に誘引と思われることがなく、頚痛〜左肩痛。 「頚椎4/5間が狭くなっていて、そこで神経が圧迫を受けているのでしょう。」と整形外科でいわれています。 整形おとくいの「頚椎症性神経根症」という誤った概念です。美智子もと皇后も一時そのような報道がありました。 「なにかストレスはありませんか?部所が変わったとか・・・」 4月から部所が変わることが多いのでそのように質問しました。 やはり部所が変わっていて、そのころより痛みが出てきたようです。 もちろん筋筋膜性疼痛症候群です。圧痛点を注射して動かすことで痛みはとても改善しました。 人間関係なのか仕事の責任なのか詳しいことまでは私の外来では追求できませんし、その解決法まで示すことはできませんが・・。 「心理・社会的疼痛症候群」
by junk_2004jp
| 2019-06-23 11:28
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