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心療整形外科

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2019年 08月 07日

週刊現代「夏の合併号8・10・17」

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「椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎すべり症、坐骨神経痛などの痛みは、手術をしても痛みがなくなることはありません」

電話インタビューに答えたのですが、詳しくいうと
坐骨神経痛というのは、お尻から下肢の主として裏側の広がる痛みの総称です。つまり頭痛とか腹痛というのと同じような言葉なのです。
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症は、これらによって、神経根が圧迫を受けているためにその神経支配領域に痛みやしびれが出るという考えですが、これは痛みの生理学が未発達の時代の間違った説だと思います。
神経を圧迫しても痛みやしびれが起きることはありません。だから健常者でもヘルニアや狭窄は中高年では60%以上の人に見られるというデータがあります。
痛みの本態は筋筋膜性疼痛症候群です。
簡単にいうと筋痛症ですが慢性化しやすく、広がった状態です。慢性痛=中枢性感作=神経障害性疼痛(痛覚が過敏になった状態)
手術で治ることはあるでしょうがプラセボ効果でしょう。長続きしないことが多く、痛みが再発することが多いです。
筋筋膜性疼痛症候群は筋肉の緊張、脳の痛覚過敏が治ればいいのですから、いろんな治療に反応するでしょう。
鍼灸、トリガーポイント注射、マッサージ、心理療法、薬、認知行動療法などなど。






by junk_2004jp | 2019-08-07 19:31 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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