2019年 09月 11日
ヘルニアが神経根を圧迫して痛みやしびれが生じるということはない。 まれに、脊髄を圧迫して「脊髄マヒ(頚部脊髄症)」が生じる。これは歩行障害(痙性歩行)、手指の巧緻運動障害(ボタンがとめにくい)。腱反射亢進、病的反射(クローヌス、バビンスキー、トレムナー)。 頚部脊髄症にMPSが合併することがあるが、頚部脊髄症がMPSを直接起こしているわけではない。 痛みやしびれはヘルニアのせいではなく、筋筋膜性疼痛症候群(MPS)だ。 慢性痛は中枢性の痛覚過敏状態で「体のうつ」ともいえる。下行性疼痛抑制系の機能低下。この神経はセロトニン作動性で、抗うつ薬(サインバルタ)が保険で認められている。
by junk_2004jp
| 2019-09-11 13:08
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