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心療整形外科

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2019年 11月 18日

日本の腰痛 誤診率80%  神経障害性疼痛の誤解

神経の痛み・・・「神経障害性疼痛」


「神経障害性疼痛」という言葉が、「神経がヘルニアや脊柱管狭窄によって障害されている」と誤解をうんでいる。

神経障害性疼痛とは「体性感覚神経系の病変や疾患によって引き起こされる疼痛」痛みの悪循環が続くと末梢性にも中枢性にも痛覚は過敏になる。
  • 下行性疼痛抑制系(痛みを抑えるシステム)が効かなくなる。
  • 痛みは時間的にも空間的にも広がる。
  • 長期増強(脳で記憶されて過敏になる。)
神経障害性疼痛とはこのような状態をいうのであって、神経線維が物理的に障害されている状態をさしているのではない。

神経障害性疼痛=慢性痛
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この説明は誤解を生じる。説明している医師から誤解しているのではないか。

電話やメールで頻繁に相談がある。

「脊柱管狭窄症の手術をしたがよくならない。」「ヘルニアの手術をしたがよくならない。」

悪性腫瘍、感染症、リウマチ系、痛風系以外は筋痛なのだ。
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これがクリアできないかぎり悲劇が続く。これ以上悲劇を増やすな。

脊椎外科医のいない地域が最も元気だったりするのではないか。

日本の痛み医療は20年の遅れがある。
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70歳代、男性、家庭菜園で穴を掘る作業をして腰痛、下肢痛。脊柱管狭窄症と診断。軽度の不安障害があり、改善しているが、もう少し。

70歳代、男性、ゴルフに行ってから、腰痛、下肢痛、脊柱管狭窄症と診断。2回の治療で著名改善。

40歳代、女性、脊柱管狭窄症の手術を受けたが痛みが続いている。

50歳代、女性、脊柱管狭窄症、すべり症との診断で長年苦しんだが、数回の治療で著明改善。



by junk_2004jp | 2019-11-18 18:12 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾 | Comments(0)


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