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心療整形外科

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2019年 11月 29日

20年遅れている日本の痛みの治療


国民皆保険、フリーアクセス、日本のレントゲンやMRI、CTの人口あたりの数は群を抜いて多い。

ノーベル賞の数、JAXAの活躍など科学技術の先進国を自負する日本で、なぜ痛みの医療が20年も遅れをとったのか?

1960年代(約60年前)ジャネットトラベル「トリガーポイントと筋筋膜療法」

1986年(約35年前)痛みの生理学の爆発的発展があった。痛みが定義された。

その約10年後、基礎医学の発見が臨床医学に変化を起こす。

1997年(約20年前)オーストラリア・ビクトリア州でマルチ・メディアキャンペーン「腰痛に屈するな」Back Pain: Don't Take It Lying Down.
1999年(約20年前)スコットランドでマルチ・メディアキャンペーン「腰痛の考え方を変えて、その影響を軽減」Working Backs Scotland" : Changing the Culture of Back Pain ー and Lessening Its Impact


2012年(約10年前)アメリカで始まるキャンペーン「賢い選択」Choosing Wisely

私がHPを作ったのは2001年(約20年前)からで、地方都市の開業医でさえ、オーストラリアやスコットランドとほぼ時を同じくして知識を持っていたのです。インターネットはまだありませんでしたが、製薬会社が持ってきてくれるパンフレットなどで知識をえていました。自負するところです。

皆保険、フリーアクセス、MRI数、医学会の体質、日本人の完璧主義的なところ、などが裏目にでたのでしょう。

20年の遅れを取り戻さなくてはなりません。

人口減少、生涯現役、人生100年、医療費高騰、待ったなしです。

日本ではマルチ・メディアキャンペーンとはいかないでしょうが、最近の傾向として、脳の不思議が話題になりつつありますね。

腰だけの問題ではなくて、クビ、肩、膝、どこも同じことなのです。

日本でのキャンペーンの名前は何がいいでしょうか。

「デトックス・ペイン」「痛み、しびれは攣り・凝りと神経可塑」


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こんなビデオを放送していては遅れを取り戻せない。






by junk_2004jp | 2019-11-29 01:58 | Comments(0)


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