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心療整形外科

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2019年 12月 09日

痛みは不思議

前回はむちうちを引き金にして広範囲に痛みが出現し長く続いている症例でした。

何かがきっかけで痛みが起こりそれが続くことはしばしばある。

痛みが起きた人のうちこのように、痛みの暴走、固着する確率が0.001%だったとしても東京1300万人おればかなり多くの痛み患者さんがいることになる。

痛覚認知システムそのものの過敏化、ミラーペインといって、反対側にも同じような痛みがでてくることもある。

CRPS1、RSD、疼痛性障害、身体表現性障害、心因性疼痛、線維筋痛症、筋筋膜性疼痛症候群、神経障害性疼痛、慢性痛、神経根症、椎間板症、変形性関節症、不安神経症などなど診察する医師によって診断はばらばらだと思う。

背景に不安、抑うつがある場合が少なくないが、そういう印象がない場合もある。

家族性の印象もないわけではない。

痛みの診断と治療は西洋近代医学の手法「検査で悪い部分を見つけて、それを治す」ではうまくいかない。医師はこの手法に慣れているのでこういう例の診断や治療は苦手としている。

脊椎外科医や整形外科医の変な診断、オペから患者さんを守ることも重要だ。

⭕️1年半前、物を引っ張った時急に肘が痛くなり、頚、腰にも痛み出現。多くの病院に行ったがよく分からない。

「広範囲の慢性痛で引き金は物を引っ張った時の肘痛」

トリガーポイント注射、サインバルタで改善傾向。

⭕️1年半前、肘で静脈注射を受けたとき激痛が走り、以来、手指にジンジンしたしびれが続いている。遠方より来院。

「正中神経に針が刺さった」と説明を受けている。

前腕、肘屈側の圧痛点多数に数ミリccの局所麻酔を注射して、軽くマッサージして手を振った。しびれは取れた。患者さんはびっくりしていた。

強い痛み→恐怖→説明に不安→筋の緊張が続く→治療により筋緊張が取れる→しびれが取れる

⭕️2年前、足首の骨折、2ヶ月間ギプス。以来頚痛、腰痛、下肢痛が続いている。




by junk_2004jp | 2019-12-09 18:11 | 慢性痛 | Comments(0)


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