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心療整形外科

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2020年 02月 01日

できるだけ早く痛みが脳に入るのを止める

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12月22日のブログに書いたが、私の孫(中1)が部活で足首を捻挫。その日の夜にやってきた。松葉杖が必要、かなり痛い。

足くびの外側が腫れている。靭帯損傷が疑われた。その部位の圧痛点、数カ所に30G(極細)の注射針で合計4mlの局所麻酔(0.5%メピバカイン)を注射した。

弾力包帯で簡単に固定した。

1週間で完治したとのことだ。

捻挫や骨折、打撲のあといつまでも痛いことがある。

脇腹の打撲、尾骨の打撲などでしばしばある。以前はRSDと言ったが最近ではCRPS1という。

局所麻酔を打つことが、長引くかもしれない痛み、腫れを防ぐ。組織損傷の回復にもいい影響を及ぼす。

もっとも悪い対処はギプスなどでガチガチに固めることだ。

ズデックの骨萎縮、痛みや腫れの遷延が起きる可能性が高くなる。

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12月22日、妻(72歳)とゴルフをした。

その夜、妻は膝が痛くなり、立ち座りが困難となる。遅発性筋痛、少し時間が経ってから痛みがでてくる。

内側広筋、膝裏の腓腹筋などにできた圧痛点数カ所の計4mlの局所麻酔を注射した。1週間後にもう一度。曲げたり伸ばしたりをするように。

現在はもう全く痛くない。

変形性膝関節症を言われている痛みもこのようにして始まる。

普通は、しばらく様子をみているがなかなかよくならないので病院へいく。

レントゲンを撮る。

72歳だから、軟骨の変性が見られるだろう。

「軟骨が減っています。ゴルフはしない方がいいです。正座もしないでください。ヒアルロン酸を週に1回注射しましょう。」

これが日本のスタンダードな整形外科医だ。

遅発性筋痛がこれでよくなるはずがない。

意気消沈して変形性膝関節症と言われる患者が出来上がるわけだ。

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ケガ(一過性の大きな外力)と使いすぎ(繰り返す小さな外力)の例を書いた。

「痛み止めの注射」という表現はしない。「注射をしなくても我慢できる」と言われるかもしれない。

我慢することによって慢性の痛みができあがる。

膝だけの話ではない。

医者の見当違いの診断名で慢性の痛みを抱えることになった人は大勢いると思われる。




by junk_2004jp | 2020-02-01 03:40 | 急性痛 | Comments(0)


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