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心療整形外科

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2020年 07月 20日

遅発性筋痛と伸張性収縮

筋痛はわかっているようでその本質的なことはわからない。それは動物実験ができないから。

伸張性収縮とは力を入れて筋肉を伸ばす、伸び切った状態で力を入れる。

このような痛みには消炎鎮痛剤は効果はあまり期待できない。

痛みのメカニズムについてはいくつかの仮説があるが、統一された学説となるには至っていない。

骨格筋は数千本の筋線維が束になり、この束を筋膜が包むように形成されるが、痛覚を伝える神経終末は筋膜には接合しているものの筋線維には接合していない。このため、伸張性収縮などによって筋肉が過負荷を受けた瞬間(筋線維がミクロレベルで損傷した瞬間)に痛みを感じることはない。よって筋肉痛の原因は、筋肉自体の損傷ではない。ただし、筋膜までも損傷するような疾患(一般的に「肉離れ」と称するもの)の場合は即痛みを伴う。

一般的な説明として多いのは、「運動で生じる『乳酸』の一部が筋肉中の毛細血管に長時間残存し、これが筋肉への酸素供給を阻害して鈍痛を引き起こす(肩こり等と同様の現象)」という仮説である。しかし、伸張性運動の場合に筋肉痛が発生しやすいこと、血液中の乳酸値が運動後比較的速やかに下がってしまうことなどとの矛盾が指摘されている[1]。

加齢による遅発性筋肉痛
金哲彦監修の著書「ランニング・スタート・ブック」では、上記回復過程において、血液が集まることによりうっ血が生じることが原因であるとして、加齢により筋肉痛の発生が遅くなることは、細胞分裂が衰えることにより回復に時間がかかるためとしている[2]。一方、加齢による筋肉痛のピークの遅れはないとする研究[3]も多く、タイミングの差により「歳を取った」と卑屈になる必要はない。つまり、この手の話題は、気象に関する話題と同様、比較的毒の無い挨拶のようなものとも考えられる。

私は日曜日は妻とゴルフをすることが多い。妻は私と同年齢。私は痛くならないが妻は翌日ごろから膝が痛いということがある。

伸張性収縮(下り坂の歩行など)による遅発性筋痛だ。加齢による筋質の劣化(サルコペニア)も関係している。

内側広筋、外側広筋、大腿二頭筋、腓腹筋、膝窩筋などにできた圧痛にTPBをする。

このような処置を1~2回すると治る。そしてまたゴルフにいけるわけだ。

鍼、マッサージ、指圧などいろんな方法がある。

薬(アセトアミノフェン)が効くかもしれない。

筋痛は慢性化しやすい。早く対処して動かすことだ。

病院にいくとレントゲンを撮り、軟骨の状態の話になる。72歳だからある程度の変化はあるだろう。

ヒアルロン酸注射が行われる。

安静にするように言われるかもしれない。

それでよくならなければMRIが行われ、半月板が傷んでいるということになる。

筋痛が続くと内反変形、屈曲変形になり、アライメントが悪くなり、軟骨変性が進むと考えられる。

医師は筋痛という観点をもち、早く除痛するように。ほとんどの筋骨格系の痛みは筋痛なのだ。



by junk_2004jp | 2020-07-20 07:48 | 痛みの生理学


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