人気ブログランキング | 話題のタグを見る

心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ
2020年 07月 27日

変形性膝関節症の痛みは「筋筋膜性疼痛」(筋痛症)

昨日ドライブでラジオを聞いていたら「変形性膝関節症」について整形外科医が解説していた。

「軟骨がすり減っていて骨と骨とがぶつかって痛いのではない。骨や軟骨には痛覚神経はない。」

「軟骨の小片が関節粘膜を刺激して炎症が起きているから痛いのだ。」

だいたいこのような内容だった。

前半は正しいと思うが、後半はどうかな。私はそうは思わない。

すり減った軟骨の小片といえども、「わが身」なのだ。「わが身」がわが身に炎症を起こすことは通常では考えられない。

「わが身」を「異物」と認識して炎症を起こす病気は自己免疫疾患「リウマチ」なのだ。

数年にわたって痛みが続いている人がいるが、それは炎症性疾患ではない。

だから消炎鎮痛剤はあまり効果がない。

草むしりをしてから痛い、階段の昇降をしてから痛い、旅行から帰ってより痛い、などエピソードがある。遅発性筋痛のことが多い。

大腿広筋、大腿直筋、ハムストリング、腓腹筋などの筋筋膜性疼痛が痛みの本態だと思う。

同じことが肩でおこれば肩関節周囲炎(五十肩)、肘でおこれば上腕骨外側上顆炎(テニス肘)と言っている。

炎症でないのに「炎」がついている。

いずれも慢性化しやすいから、早期に局所麻酔の注射や鍼などマッサージ、指圧など、薬はアセトアミノフェンなどを使って除痛して動かすことだ。



by junk_2004jp | 2020-07-27 19:10 | 痛みの生理学


<< 老マッサージ師の伸びなくてしびれた指      「脊柱管狭窄症」このいんちき診... >>