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心療整形外科

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2020年 08月 06日

現代痛み医療の問題点1

症例 70歳代後半、女性

昨年秋、ウォーキング大会に参加。その翌々日より、両膝痛、ふくらはぎ痛で歩行困難となる。

7軒の病院に行ったがよくならない。レントゲンやMRIを撮る。

変形性膝関節症、脊柱管狭窄症などの診断をうける。

現代の医師の欠点は画像診断に偏りすぎていることだ。

そして構造的診断名をつけるわけだが・・・よくなることはない。

病歴を聞いただけで、遅発性筋痛やサルコペニアが想像できる。

医師は大いに反省して患者さんに応えるべきだ。

ネットで検索して当院を受診。新幹線、2泊3日。

内側広筋、外側広筋、腓腹筋などの筋筋膜性疼痛症候群。

上記筋肉にできた圧痛点に局所麻酔を打つ。著明に改善した。

#遅発性筋痛、#伸張性収縮、#サルコペニア

私の妻は70歳代前半だが、趣味のゴルフにしばしば行くが、その夜のひざ痛が出現する。

同じ治療ですぐに改善する。

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by junk_2004jp | 2020-08-06 16:54 | 症例


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