2020年 10月 15日
昨日の新患、腰の手術2回の人2人、3回(頚と腰)の人1人診た。 前からの患者さんで頚と腰で計4回の人も診ている。 「神経根が圧迫を受けている」というのが手術の根拠になっている。 病名は椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、椎間孔狭窄症、すべり症、頚椎症性神経根症、根性坐骨神経痛など。 これは生理学的根拠が全くない。つまりオカルト医療なんだ。 「将来マヒになるかもしれない。」と脅かす。 マヒと痛みは真逆の生理現象で全く受け入れられるものではない。上記病名の身障者は見たことがない。 全部が大学病院ではないが、ほとんどは基幹病院だ。 大学病院は医師の教育をするのだが、ダメ医者の連鎖が止まらない。 国民は何を信じればいいのやら。 大病院(看板)と専門医(黄門印籠)を普通は信じる。 意味のない画像検査を繰り返し、間違った説明で患者を追い込む。 逆に画像検査で何もないともう分からないので詐病扱いされる。 5か月前、激しく追突され前の車にぶつかるのを防ぐのにハンドルを強く握り、脚を踏ん張った。 頚、腰、肘、下肢痛が続いている。 画像検査で異常がないので医師からは大げさ、詐病のような言われ方をしている。 不意に強い力が加わり反射的に防御したとき筋肉はどういうことが起きるのか想像する能力も想像力も医師にはない。 そしてそれが慢性の痛み(脳可塑性)となることもあるも知らない。 説明して治療すると患者の目はうるんでいた。 要するに医師の頭は単純で画像に写ったことが痛みやしびれの原因で、画像に異常がなかったらお手上げなのだ。 悪性腫瘍、リウマチ系、痛風系、感染症以外の痛み、つまりほとんどの痛みは筋痛なのだが、医師の教育にはそれがすっぽり抜け落ちているのだ。 筋肉の攣縮、コリ、張り、短縮などを習っていない。 医師は理学療法士、柔整師、整体師に負けている。 ネットの発展で看板と印籠だけでは生きていけないよ。 古い考えの医師はもう仕方がないが、若い医師はがんばって国民の負託に応えてほしいものだ。
by junk_2004jp
| 2020-10-15 05:24
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