2020年 10月 17日
Nさん(30歳代、女性、職業パソコン系)は1ヵ月ほど前から、頚が痛くなり後屈や左右回旋ができない。 2軒の整形外科受診 「骨に異常ない」「ストレートネックだ」などの説明でパップ剤。 パソコンを見続ける仕事なので、僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋、後頭下筋群などに圧痛点が多数あった。 なにしろ頭の重さは5Kg.はある。頚の前方の斜角筋、胸鎖乳突筋がこわばり短縮するとストレートネックになる。 ストレートネックだから痛いのではなく、痛いからストレートネックになっているというべきだ。 僧帽筋、斜角筋、胸鎖乳突筋に鍼を打つように細かく注射した(30G針、0.5%メピバカイン)。軽くマッサージをするとすぐに改善した。 「顎が痛くなったりしないですか?」 「はい、顎関節症です。」 「それは関節やかみ合わせが悪いのではなく、咬筋などが頚の場合と同じように強張っているのです。」 「夜間にくいしばる、歯ぎしりをするのでしょう。頚にも力が入っているのでしょう。ゆっくり休めない、なにか葛藤があるのかもしれませんね。」 思いあたるふしがあるようだった。 頚の痛みは仕事と葛藤の両方が原因だったのだろう。
by junk_2004jp
| 2020-10-17 02:40
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