2020年 10月 23日
2014年BBC プラシーボ~ニセ薬のホントの話~ The Power of the Placebo
圧迫骨折にセメントを注入する手術の専門医が130人の人を対象にした実験で偽手術をした群と正規の手術をした群で、痛みや運動に優位の差がみられなかった。偽手術を受けた人が1週間もしないうちにゴルフができるまで回復した。オーストラリアでも同様の実験が行われて同じ結果だった。 普通のローション、リドカイン(局所麻酔剤)入りのローション、リドカイン入りのローションだと嘘を言って普通のローションを塗り、熱刺激を与えた。この順に行った結果、最後の嘘ローションが最も痛みが少なかった。 パーキンソン病、ドーパミンの薬を飲んで生活している人に実験のため、しばらく薬を止めてもらう。そのため車いすで来院する。偽薬を飲んでもらうとすぐに回復した。 ハーバード大学のカプチャック教授は嘘をつかないでプラシーボを使えないものか研究している。 過敏性腸症候群を何も会話をしないで鍼をする群と丁寧に診察をしたり、会話をしたりして偽の鍼をするグループに分けた。効果は前者42%、後者62%にあった。 このブログを書いているときちょうどいいメールがきた。 Aさんは膝くずれや痛みでうまく歩けないので3日間治療にいらっしゃいました。 前略、先生の治療により、車いすから杖歩行に戻ることができました。@に戻ってから歩行距離と筋力を増す自主トレと訪問看護によるストレッチを続けております。最初の注射から膝おれの不安はなくなり右足にしっかり体重をかけられるようになりました。昨日はスーパーに買い出しにでかけました。6年前の治療同様、あらためて先生のトリガーポイントブロック注射の威力に感銘を受けています。おかげさまで、短期間のうちにもとの体に戻れました。本当にありがとうございました。まずはお礼まで。
by junk_2004jp
| 2020-10-23 03:16
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