2020年 10月 26日
筋骨格系の痛みに対して、「神経が圧迫されている」「軟骨が減っている」などは痛みの原因ではありません。それを原因にするのは間違っています。 リウマチ系、痛風系を除いて、筋肉の攣り、張り、凝り、攣縮が原因なのですが、それが直接見えないものですからいろいろな表現がされるのです。 イマジネーションの世界ですからどういう表現でもいいのですが、医師はやはり誤解のないように説明すべきです。 交通事故後遺症の裁判でも耐えうる説明です。 次はいずれも筋肉に対しての治療です。いろいろな表現がありますが、昔ながらの言い方では「凝りをほぐす」です。 「揉みほぐし」=「トリガーポイント注射」=「ファシア・リリース」=「ハイドロリリース」と思っていいです。
「リリースする」を「剥がす」というなら、「癒着をはがす」と患者さんは思うかもしれません。 私は今日午前中にぎっくり腰や寝違いのひと3~4人をその場で解決しました。癒着していたのでしょうか? 天気が悪い日は肩こり頭痛が起きるのは、天気が悪いと癒着するのか? 緊張すると腰痛になるのは、緊張すると癒着するのか? リリースしてもらたが、数日後にまた痛くなったのはまた癒着したのか? 骨とも癒着するの? むち打ちで治らないのは癒着しているから? 多部位に痛みのひとが多いがその治療は大変だね。 本当に剥がすつもりで臀部に大量の食塩水を注入され大変な目にあった人がいました。これが喉のあたりだと命にかかわりますよ。 医師はなるべく平易な言葉で説明するべきです。「遅発性筋痛」「伸張性収縮」「痛みの悪循環」「痛みの慢性化」「中枢性感作」「痛みの範囲の拡大」 下の図でFascia,Linea,Septumが膜組織です。 筋肉が主役です。筋肉の短縮につれて隣の筋肉に影響する介在となる可能性はあるでしょう。
by junk_2004jp
| 2020-10-26 14:05
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