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心療整形外科

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2021年 04月 28日

「腰痛は脳の勘違いだった」

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この本は2007年に書かれたものです。14年前に専門家でない患者さんだった人が私のHPを参考にして治療戦略を立てて完治したことが書かれています。私はこの方を診察していません。この本のおかげで私も本を書くようになったのです。

医師に頼んで打ってもらったトリガーポイント注射と認知行動療法。

最近でこそ脳の関与、慢性痛、認知行動療法などがしばしば語られるようになりましたが、14年前に素人がすでに理解していたのです。

硬膜外ブロックや神経根ブロックは痛みの信号の通り道を攻めているのですが効率のいい方法だとはいえない。頚や上肢の場合は近くに脊髄があるので血腫や感染の心配もある。

手術で神経根の部分の圧迫しているもの(ヘルニアや椎間孔など)を取り除いたりすることに何の意味があるのだろうか。プラシーボの意味しかないと思う。

私の方法で皆完治するということではない。完治しない人もいる。それはどんな治療法でもいえることだ。

私の方法だけだというつもりはない。鍼でも指圧でもマッサージでもよいと思う。
私は保険診療をしているのでこのような方法をとっているというだけのことだ。

東北から旅館の中居にきていた人がコロナ騒動で退職し帰ることになった。「先生のおかげで仕事が続けられました。」とお礼の言葉を頂いたことがある。完治しなかったのだけどそこそこ仕事が続けられたわけだ。広範囲に痛みのある人だった。

先日、FaceBooKで次のメッセージをいただいた。すぐに良くなる人もいればなかなかよくならない人もいます。

加茂先生ありがとうございます。
9年間腰痛がないなんて、先生の治療がどれだけ凄いかと。
うちのお客さんが痛みでヘルニアや狭窄症で辛く、手術を勧められたと聞くと先生の治療を話す時、いつも言われている手術は危険で無駄、痛みは脳からの痛み信号であり、それで筋肉が固くなって痛みが生じるとそのまま伝えています。
ちなみに5日前、Aさんという方がカットに来られました。
その方は5年前に加茂先生のところを案内して、先生の治療を受けた方です。
当時Aさんは他の病院でヘルニアと診断されていて、カット中も椅子に座ってるのもかなり辛い状態。
そこで加茂先生の治療を一度受けたのですが、それだけで痛みがなくなったと当時大変喜ばれていました。
そして加茂先生の言う治療の理論を理解され、ヘルニアとかなんとかって、結局関係がないのがよく理解できたと言われました。
白崎さんが治療されてあれから5年。
この前も改めて、腰痛はもう大丈夫ですかと?聞いたら、腰が痛くなることがなくなりましたと話ていました😄
ありがとうございます🙇


by junk_2004jp | 2021-04-28 03:28 | 慢性痛


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