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心療整形外科

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2021年 07月 07日

辛さの身体化

2例、同じようなケースがあった。

①中年女性、若いころから両下肢しびれ。過去に脊柱管狭窄症、すべり症、硬膜癒着の剥離の手術を合計3回受けている。

喘息あり。小学校のころ運動会で足が動かなくなったことあり。小学校低学年のとき、両親の離婚で祖父母の家にあずけられた。

②中年女性、1年前スキップをしていて急に足の背屈ができなくなる。腓骨神経マヒの診断をうけた。大学病院で腰の手術を勧められているが・・・。

喘息、アトピー皮膚炎あり。小学校低学年のとき、両親の離婚で祖父母の家にあずけられた。

腰の症状とは思われない。腓骨神経マヒが生じるような出来事がない。

山のほうにある送電線の故障である家の1軒だけの運動神経だけが作動しないって考えられるか??


①は下肢の前後にある圧痛点に注射、過去にリリカが効いたということで処方した。少し改善、眠れるようになる。

小学校低学年のときに祖父母の家に預けられたという辛い体験が共通している。祖父母はよくしてくれたかもしれないが、親のようにはいかない。不安、緊張が続いたのだろう。

喘息、アトピー、しびれ、運動マヒなどの遠因かもしれない、そんな気がしてならない。脊椎外科医はもっと配慮が必要だと思う。幸せでなかった小児期に配慮して、手術を上乗せしてはならない。

皇太后の失語症のように身体化する。





by junk_2004jp | 2021-07-07 13:05 | うつ・不安・ストレス


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