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心療整形外科

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2005年 08月 06日

ヘルニアのせいといわれている痛みの本質

ヘルニアのせいといわれている痛みの本質は筋痛です。

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_379.htm

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_300.htm

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_27.htm

http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/new_page_292.htm
GumはMPSを神経根症状の一つとみなし,その治療に筋への鍼通電刺激を勧めている。

これは神経根症状といわれている痛みやしびれはMPS(myofascial pain syndrome、筋筋膜性疼痛症候群)だったということです。

ヘルニア・ガイドラインでは、痛みの本質についての洞察がされていません。神経脱落症状とするならば異所性発火という希な現象をもちださなくてはいけないのです。これは明らかに間違いです。なぜなら、必ず圧痛点があるからです。異所性発火つまり、神経根のところで、痛みの信号の入力が行われているとするならば、下肢には圧痛がないはずです。

根性疼痛という表現をしてかわされるかもしれませんが、これは整形外科ムラだけで使われる不思議なことばです。生理学ではそのような表現はないと思います。

ガイドラインは厚労省の事業として公金で行われ、また「それらの情報を患者に提供し、十分なインフォームドコンセントを得たうえで治療を行うことが肝要である」という趣旨から、大幅にとりあげました。

ガイドライン作りは過去の文献を検索するということですが、おそらく信頼できる文献が極めて少ないのだろうと思います。時期がはやすぎたかもしれません。



by junk_2004jp | 2005-08-06 17:52 | ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾


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