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心療整形外科

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2023年 11月 10日

痛みを早く取ってやることはとても重要


CRPSの2例

①3か月前に中足骨骨折、未だに足がむくんで赤みを帯びていて痛い。骨折は治癒しているとのこと。

②数か月前に右の手根管症候群の手術をしたが、指全体が張れていて曲げられなく、痛い。眠れない。

「手根管症候群は手首のところで正中神経が圧迫を受けている」という説明をされるが私はMPS(筋筋膜性疼痛症候群だと確信している。前手指のところにできた圧痛点に局所麻酔を注射して指を振ったりすると治ってしまう。


①は骨折、②は手術という外傷をきっかけとして生じたCRPS(複合性局所疼痛症候群)だ。いずれの症例も当院の治療で改善傾向にあり。

③先ほど足首を捻挫して跛行状態、明日重要な立ち仕事を控えているのだが。足背や外くるぶしの圧痛点数か所に6㏄ほどの局所麻酔を注射。次の日、痛み、張れともとても少なく喜ばれた。

④妻(76歳)は私と毎週ゴルフをする。今年の夏に膝が痛いという。内側広筋に圧痛あり。

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図の圧痛点に5回ほど局所麻酔を2~3㎖注射をした。よく動かす。現在は全く痛みはない。

いわゆる打撲とか捻挫の外傷ではないが、内側広筋に強い負荷が加わり筋筋膜性疼痛症候群。CRPSに準ずる考え方が必要だと思う。

✖印が痛みが起きている現場でそこから生じた痛みの電気信号が脳に到達。脳は赤い図のように痛みを認識している。(放散痛)で、「膝が痛い」という。

医師には先入観がある。

高齢、軟骨すり減り、ヒアルロン酸、運動は控える→治らない。ゴルフできない。→再生医療、手術

膝、肩、腰、肘、頚、股関節どこでも同じことだ。

人生110年時代、安い医療費で痛みを取って、快適に過ごすことに役立てたらと思う。

構造異常が痛みの原因だと思っている医師や患者さんは「痛み止めの注射」「痛み止めの薬」は一時押えでよくないと思っているかもしれない。

「痛みの慢性化」(中枢性感作)が生じると治療が困難になる。

⑤70歳代、数年前に腰の手術、腰痛、両下肢痛続いている。1年前より月に1回、当院を受診、脚、腰にトリガーポイント注射をしている。薬は手術をした病院からもらっている。来年1月に腰の再手術を予約しているとのこと。

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50歳以上の2000人でレントゲンで「変形性腰椎症」と診断されたのは男性81%、女性68%だった。

「変形性膝関節症」と診断されたのは男性54%、女性75%だった。このうち痛みのある人は男性の2~3割、女性の4割にとどまった。

科学的にも統計学的にも治療体験からも説明のしようがないことが現在でも保険診療でおこなわれている。

椎体は上下、左右、4つの関節と椎間板も関節と数えるなら5つの関節で連なっている。一つのくるいが他の4つに影響する。

椎間関節性疼痛、椎間板性疼痛、神経根性疼痛という考え、これに関して固定、除圧、置換。

筋性疼痛が人を苦しめているのだが。


by junk_2004jp | 2023-11-10 06:44 | 痛みの生理学


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