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心療整形外科

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2024年 07月 16日

「軟骨がすり減っているから痛い」は間違い

  • 軟骨が高度にすり減っている人の5割程度は痛くない。という事実がある。
  • 軟骨、半月板、椎間板には痛覚神経がない。(椎間板も椎体間の関節という見方がある)
  • 骨折が癒合しなかったのを偽関節というが、そこには軟骨はないが痛みはない。
関節炎と関節症のちがい

リウマチ、痛風、偽痛風は炎症でステロイド、NSAIDがよく効く。関節粘膜が炎症している。関節液は黄白色。

所謂、変形性の関節症は筋筋膜性疼痛症候群(MPS)でとくに内側広筋と鵞足の3筋(薄筋、縫工筋、半腱様筋)が多い。関節にたまる水は薄茶色でサラサラしている。滑液包にたまる水と同じ。

鵞足炎はnee-in toe-outといわれる場合におこりやすい。

痛みがあると筋肉の短縮が生じ、関節の上下に歪が生じて歯車が欠けてくるように軟骨障害が生じる。軟骨障害が痛みの原因ではなく、MPSの結果と見た方が説明がつく。




by junk_2004jp | 2024-07-16 17:51 | MPS


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