2024年 08月 31日
腰や下肢の痛みやしびれで、脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアと診断されている人がたくさんいる。 これは生理学の道理にあわない。私は筋筋膜性疼痛症候群が慢性化して広がった状態だと思う。診断が大きく違うと治療も違ってくる。また不必要な検査が避けられる。 日本脊椎脊髄病学会 脊柱管が狭くなると、そのなかを走っている神経(馬尾や神経根)が圧迫されて、坐骨神経痛と呼ばれる下肢の神経痛やしびれ感、麻痺(脱力)が発生します。時には、両下肢のしびれ感の他に、股間のほてり、排尿後にまだ尿が完全に出し切れない感じ(残尿感)、便秘などの膀胱・直腸症状が発生します。 日本整形外科学会 リンク対応していないのでスクリーンショットを提示 ![]() ![]() ![]() 膀胱直腸障害はそこに行っている副交感神経(下腸間膜神経節)が圧迫によってマヒされるので排尿排便が困難になる。膀胱直腸以外の副交感神経は迷走神経で延髄からでている。 馬尾症候群で膀胱直腸障害が起きるのは有名だが、この場合は48時間以内の除圧手術が必要といわれている。脊柱管狭窄で生じるだろうか。
by junk_2004jp
| 2024-08-31 02:36
| ヘルニア脊柱管狭窄症の矛盾
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