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心療整形外科

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2024年 09月 11日

恐怖回避モデル

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痛みの治療で薬と同等かそれ以上に効果が期待できるのは「安心」「希望」だ。

ところが健康保険で使われる病名は「変形性関節症、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症」など形態異常を表す病名が多い。

これは痛みの病名としてセンスがわるい。生理学的にも不適当だ。

痛みが構造のために生じていると思っている医師は「構造を治さないと痛みが治らない。」と思っていることだろう。だから安易に「治らない」とか「だんだん悪くなる」と宣告する。

患者さんは回復に向かうことは少ない。

〇〇の慢性痛、〇〇の筋筋膜性疼痛症候群、などがよい。


線維筋痛症は全身の筋痛症、全身の慢性痛のほうが連続性が分かってよい。

また、炎症でもないのに肩関節周囲炎とか上腕骨外側上顆炎などももどかしい。



by junk_2004jp | 2024-09-11 01:02 | 慢性痛


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