2005年 09月 04日
痛みも痒みもともにC繊維です。 http://www.narumi-clinic.jp/clidata1/1010583769/ 内因性の起痒物質と起痒補助物質 ポリモ-ダル受容器(原始的な感覚受容器) 神経ペプチド(SubstanceP、CGRPなど)の産生 機能 痛覚受容器(特に病態時) 反射性入力として自律系などの働きを修飾する 内因性鎮痛系(オピオイドなど)の賦活:針鎮痛の入力 神経ペプチドによる局所調節作用 ___________________________ 痛みも痒みもよく似ています。痒みは皮膚の表面ですが、痛みは深部で、また、他へ放散する感じがします。 痒みで神経根ブロックや、硬膜外ブロックをすることはないですね。痒みを手術で治すこともありません。 体のいろんな場所が痒くなりますが、部位によって病名が異なることはないですね。それに引きかえ、痛みは、部位によって、坐骨神経痛や、五十肩のように病名が違います。なぜなのでしょうか。 私は時々、蕁麻疹がいろいろな部位にでます(コリン作動性)。痛みはほとんど縁がありません。蕁麻疹は原因不明の痒みなどと言われることはありませんが、痛みは目にみえないので、いろいろ検査されて、いいかげんな説明をうけたり、原因不明と言われたりしています。 痛みも痒みも悪循環をおこし、慢性化すると治りにくくなります。まずは、慢性化を防ぐことです。
by junk_2004jp
| 2005-09-04 01:03
| 痛みの生理学
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