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心療整形外科

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2024年 10月 03日

心理・社会的要因

打撲、捻挫など(侵害受容性疼痛)⇒痛みの悪循環⇒中枢性感作(痛みの感受性が可塑的に上昇)⇒慢性痛(痛覚変調性疼痛)となる。心理・社会的要因はこの過程を促進的に影響を及ぼす。

心理・社会的要因

  • 単独で痛みを作ることがある。急性痛の様相を呈する。寝違いなど。

  • 筋肉の攣り、コリとして現れ圧痛点がある。極めてまれに圧痛点がない場合があるが脳内だけで生じている痛み(疼痛性障害)。

  • 睡眠障害、夜間頻尿を伴うことが少なくない。

  • 心理・社会的要因を無視する医師によって誤診されることが少なくない。

  • 以前は心因性疼痛といっていたが、誤解が生じるので最近は使われない。実在する痛み。

  • 社会的痛み:疎外感、孤独感、喪失感、不公平感、不条理感

  • 身体化:精神的ストレスや葛藤を身体症状へと変換する防衛機制。

  • 疼痛行動:痛みの存在を周囲に知らせる随意的行動: 例として足をひきずる、手を患 部にあてる、注射などの処置を頻回に求めるなど 疼痛行動は周囲の反応が社会的報酬となり、強化されるが、周囲が反応しないと消去され る。

  • 恐怖回避モデル:痛みへの不適切な認知と反応

  • うつ、不安






by junk_2004jp | 2024-10-03 02:12 | うつ・不安・ストレス


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