人気ブログランキング | 話題のタグを見る

心療整形外科

junk2004.exblog.jp
ブログトップ
2024年 12月 03日

痛い膝・股関節・手・足の画像は撮らなくてもいい?欧州学会が推奨

痛みの電気信号はどこから発せられているのか。

画像を示されると患者はいい方向に向かうことはない

軟骨がすり減って痛いのか、半月板が傷んで痛いのか、靭帯なのか、関節包内側の滑膜からなのか、周辺の筋肉からなのか。骨からなのか。

そこに局所麻酔を打ったら痛みは止まるはずだ。

リウマチ、痛風、偽痛風は炎症性疾患で滑膜炎だ。関節液は関節症のとは明らかに違う。

私は変形性関節症の痛みは関節周辺の筋肉からだと思っている。

血管があること、痛みの悪循環が成立(痛みを感じると反射的に筋肉が緊張する、それが次の痛みを作る)することを考えると筋肉から生じていると思う。

レントゲンやMRIの印象と痛みの程度は一致しないことが多い。

膝では内側広筋、鵞足部(縫工筋、薄筋、半腱様筋)、外側広筋、腸脛靭帯、大腿直筋、膝窩筋,半膜様筋など

股関節では内転筋、大腿筋膜張筋、腸腰筋、中殿筋、小殿筋、内旋六筋など



by junk_2004jp | 2024-12-03 18:58 | MPS


<< 痛みの治療と損傷の治療は別の問題      長嶋一茂さんの股関節、人工関節手術 >>